国民健康保険とは?【国民健康保険について】
国民健康保険とは、国民健康保険法その他の法令に
基づいて運営される健康保険のことを言います。
会社の健康保険や公務員の共済組合などに加入している人や
生活保護を受けている人以外は、住民登録のある市区町村で
加入することを義務づけられている保険です。
俗に「国保(こくほ)」と呼ばれることもあります。
国民健康保険は、運営は居住地の市町村が行い
そして、加入者が保険料(税)を出し合い支え合う制度です。
簡単に言えば、日本のほとんど全ての国民が
健康保険に加入していることになります(国民皆保険)。
しかし近年、少子高齢化による医療費増加の影響で
全国的に国民それぞれが支払う保険料が高騰しており
滞納者が増えているという実情があります。
市区町村では滞納が続いた世帯には保険証を交付しなかったり
もしくは、有効期限の短い「短期保険証」を交付するなどの処置を
行っているところもあるようです。
国民健康保険は、自治体ごとに運営されているため
実際には、各地域によって保険料も異なっています。
このことを知らない方は、結構いるようです。
自治体間の格差は、2001年度で最高6.1倍。
また、滞納世帯が多いため、保険料を高く設定している
自治体も多いそうです。
しかし、これが裏目にでて保険料の滞納者が逆に
増えるのではないかとも私的ではありますが思います。
国民健康保険が支えあう保険である以上、国民それぞれに
支払い義務が生じることは理解できることではありますが、
現在の日本の状況を考慮しますと、
「払いたくても払えない・・」
という人がいても別におかしいことではありません。
現在は、”二極化”という言葉を耳にしたことがあるかと
思いますが、我々国民の生活レベルでもこの二極化が
進んでいることは現実ではないでしょうか。
更に、若い世代が圧倒的に少くなっていくこれからの日本で
果たして、この国民健康保険制度というものが上手く機能
していくことができるのかということも疑問であります。
必然的に、現在の保険料よりも、それぞれの支払い額が
上がることは誰にでも容易に予想がつく範囲であると思います。
その結果、いくら義務といえども支払うことができない国民が
更に増えていくのではないかという問題も、これからの日本で
解決していかなければならない重要課題であるでしょう。